初正月の羽子板・破魔弓の代わりは?飾る場所がないときの選び方と写真の残し方
執筆:Ray Woodmade のmama(8歳と4歳の姉妹の母・木製記念日雑貨ブランド Ray Woodmade をひとりで運営)
記事内の体験談は、筆者本人の育児・撮影・制作等の実体験に基づきます。しきたり・地域の慣習については調べた情報として記載しています。

赤ちゃんが生まれてはじめて迎えるお正月。
「初正月には羽子板や破魔弓を飾るもの」と聞いて、
「うち、飾る場所ないんだけど…どうしよう」
と困っていませんか。
結論から言うと、初正月の飾りの考え方は、地域や家庭によってかなり違います。
大きな羽子板を用意する家もあれば、小さな飾りで代えたり、写真だけ残したりする家もあります。
贈る側の考えもあるので、両家で一度相談して、暮らしに合うかたちを選ぶのがいちばん穏やかです。
ちなみにわが家は、羽子板も破魔弓も買いませんでした。
飾りを用意しなくても、初正月の迎え方はいろいろあります。
そもそも初正月とは?いつのことを指す?
初正月は、赤ちゃんが生まれてはじめて迎えるお正月のこと。
「無事に一年を過ごせますように」という願いを込めて、お祝いする行事です。
古くからのならわしでは、この時期に
- 女の子には羽子板(災いをはね返す)
- 男の子には破魔弓・破魔矢(魔を破る)
を贈る風習があるとされています。
母方の実家から贈られることが多い、と紹介されることが多いですが、地域や家によってかなり違います。
12月生まれの赤ちゃんだと「生後2週間で初正月…?」と迷いますよね。数え方に厳密な決まりはなく、生まれた年のお正月を初正月とする家庭もあれば、翌年に回す家庭もあります。無理のないほうで大丈夫です。
飾るかどうか迷うとき、考えたいこと
用意するかどうかで迷う方が気にしているのは、だいたい次の3つです。
- 飾る場所…ガラスケース入りは思った以上に大きいものもあり、置き場所を先に決めておくと安心
- 収納…1年のうち飾るのは数週間。残りの期間をどこにしまうか
- その後の扱い…子どもが大きくなったあと、どうするか
初正月の飾りは、地域や家庭によって考え方がかなり違います。
「必ずこうしなければいけない」と決めつけず、両家で相談しながら、暮らしに合うかたちを選ぶのがいちばん穏やかだと思います。
贈る側の考えもあるので、勝手に決めてしまわず一度話しておくと安心です。
羽子板・破魔弓の「代わり」になるもの
「何も飾らないのは寂しい」という方に向けて、代わりになるものを整理します。
選ぶ基準は、置ける大きさかどうかと、しまう場所があるかどうかの2つだけで十分です。
| 代わりの候補 | 大きさ | こんな家に |
|---|---|---|
| ミニ羽子板・コンパクト破魔弓 | 手のひら〜30cm程度 | ならわしは残したいが、大きいものは置けない |
| 壁掛けタイプ | 厚みが出ない | 床や棚のスペースがまったくない |
| 干支の置きもの | 小さい | 毎年少しずつ増やして楽しみたい |
| 木や紙の正月飾り・文字もの | 軽い・薄い | 飾りは季節ごとに入れ替えたい |
| 写真を残すだけ | 場所を取らない | 物を増やしたくない |
木の文字ものを「小さな正月飾り」にする
大きな飾りが置けないなら、薄くて軽い文字ものを1つ置くという方法もあります。
置いても壁に貼っても使えて、しまうときも場所を取りません。

しめ縄やお正月のリースと並べると、それだけで新年の一角ができあがります。
棚の上や玄関など、空いている小さなスペースひとつあれば飾れます。
わたしの工房(Ray Woodmade)でも、お正月用の木製レターバナーを作っています。
写真に写したときの雰囲気で選ぶと、迷いにくいと思います。
- ナチュラルな雰囲気にしたいなら…英字のHappy New Yearのレターバナー。洋室やベビー服の写真にもなじみます
- 和の雰囲気で撮るなら…漢字の「謹賀新年」のレターバナー。着物やお正月飾りと合わせると、お正月らしさがはっきり伝わります
- 何年のお正月か残したいなら…「2026」の年号バナー。毎年の写真を並べたとき、成長が見えてきます
実際に年号バナーを使って撮られた、お客さまの写真です。

※お客さまの作例写真(掲載許可済み・お名前部分は加工しています)
扇や提灯と一緒に並べると、こんなふうに年号がさりげなく写り込みます。
これがあるだけで、あとから「何年の写真か」で迷うことがなくなります。
大きな飾りが置けなくても、小さなものを1つ置くだけで「お正月の写真」になります。
飾る時期はいつからいつまで?
羽子板や破魔弓を用意する場合、飾る時期の目安はこうです。
- 飾りはじめ…12月中旬ごろから。12月29日と31日は避けるとされます(「二重苦」「一夜飾り」を嫌う考え方)
- 片付け…松の内(関東は1月7日ごろ、関西は1月15日ごろ)が過ぎたら
とはいえ、これも厳密なルールではありません。
小正月(1月15日)ごろまで飾る家庭もあれば、ひな人形と一緒に片付ける家庭もあります。
大切なのは日付そのものより、「飾って、家族で眺める時間があったかどうか」だと思います。
初正月の写真を、おうちで残すコツ
飾りを用意してもしなくても、写真は必ず残しておくのがおすすめです。
物は手放せますが、写真はずっと残ります。

- 和のものを1つだけ入れる…お正月飾り・和柄の布・水引など。1つあれば「お正月らしさ」は伝わります
- 窓際の明るい時間に撮る…冬は日が弱いので、午前10時〜午後2時ごろがねらい目
- 赤ちゃんは寝ていてOK…起きた笑顔にこだわらなくて大丈夫。寝顔もその時期だけのものです
- 年号を写し込む…あとで見返したときに、何年のものか分からなくなるのを防げます
光の使い方は おうちフォトをきれいに撮るための光のコツ にくわしくまとめています。
撮った写真を年賀状に使うときの考え方は 年賀状の子どもの写真、いつまで載せる? もあわせてどうぞ。
まとめ:ならわしより、続けられるかどうかで決めていい
| 迷っていること | 考え方 |
|---|---|
| 羽子板・破魔弓は必要? | 地域・家庭で考え方が違う。両家で相談して、暮らしに合うかたちを選ぶ |
| 代わりになるものは? | ミニサイズ・壁掛け・干支の置きもの・木や紙の飾り・写真だけでも |
| 飾る時期は? | 12月中旬〜松の内。29日と31日は避けるとされる |
| いちばん大事なこと | 写真を残しておくこと。物は手放せても写真は残る |
わが家は羽子板も破魔弓も買いませんでした。
用意しなかったからといって、初正月が特別でなくなるわけではないと思っています。
正解はひとつではありません。
ご家庭に合うかたちで、はじめてのお正月を楽しんでもらえたらうれしいです。
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Ray Woodmadeについて
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